SIZE:約 W175 H175 D80
MATERIAL:磁器
生産地:石川県小松市
【型打ち】
ロクロ師が事前に挽いた決まりサイズの素地の生乾きに、一つ一つ型にかぶせて変形させ作る技法。九谷焼は、江戸時代初期17世紀に前田藩(現石川県)の藩窯として発足し、300年の歴史を持っています。中でもその初期40年間に制作されたものを古九谷といい、黄、紫、紺、赤、緑の五色に、染付、縁錆(ふちさび)を加えた七彩の焼物は「献上手古九谷」と称され珍重されました。その縁錆だけを加え、絵柄をあえて施さないことによりシンプルかつミニマルで何を盛っても絵になる器へとなりました。